正しい知識とメンテナンスが腰痛を防ぐ!

これから介護職に就くという方が気をつけておきたいポイントとして、腰痛予防が挙げられます。
介護をするときは、要介護者の体を持ち上げたり、支えたりする作業が多くなってくるので、どうしても腰に大きな負担がかかってしまうからです。
しかも、その作業はほぼ毎日行うことになるので、腰への負担は通常の状態とは大きく異なります。
そのため、介護の仕事では、出来るだけ腰に負担をかけないように行うことが必要です。

そこで、まず、正しい介助の仕方を身につけることをおすすめします。
介護の仕事では、要介護者の体の起こし方一つとっても、その方法によって腰への負担は異なります。
ですから、マニュアルなどで指定されている方法を取ることが大切です。
自己流でやっていると、知らない間に腰に負担をかけることもあるので、正しい介護のやり方を実践しましょう。
もし、介護系の学校で学んだことがあれば、その方法を思い出してやってみてくださいね。

また、自分自身で体のメンテナンスをきちんとしておくことも大切です。
腰の部分だけに負担をかけないように、全身の筋肉を鍛えておくといいでしょう。
さらに、異変を感じたら、早めに治療をするというスタンスも重要です。
腰は痛めてしまうと仕事にも大きく影響しますし、毎日の生活にも問題が生じてくることになります。
自分の体の状態に敏感になり、その時必要なメンテナンスをきちんと行うようにしておけば、万が一腰痛を発症したときでも治りは早くなるはずです。